どうも､疾風です。
さてＳＧコラム第一回のお題目は、「コストを考える」です。
コストの考え方？と思われる方もいるでしょうが、これはＳＧにおいて非常に
重要な、ウェイトが重い考え方といえるでしょう。
簡単にいえば、一番効率の良い方法を身につけるということです。
例題、というか例ですが、
ＨＰが2攻撃力が1のガンダムがあるとします。
コストをかけて攻撃力を上げるとするとそれは非常に簡単です。
バイオセンサー６コスト払って攻撃に+5、その後熱血１コスト払って 攻撃を２倍にする・・・。
攻撃力はなんと12点あります。
が、しかし、この時点で7コスト支払っているので､相手は確実にユニットを除去してきます。
ですが、
激励で攻撃力を+3、アイテム「Ｖ-ＵＰユニット」で攻撃力+2
この状態でアタックすると確かに6点に減少しますが、アイテムの2点だけしかコストを
消費していません。
これがつまりコストを考える、ということです。
2コストで6点のガンダムと考えさせるか､７コストで12点もあるガンダムと
考えさせるかで、非常に相手の動き方がかわります。
間違いなく後者は破壊されます。
ＨＰが2なので、最大にコストを使っても2か3止まりです。
しかし前者は使用したコストと同じかそれ以上のコストを支払わないと除去できません。
つまり、相手に即断させるコストの使い方をすると、こちらは
除去された時のショックが大きく､相手は攻撃を防いだ上に、
4ないし5コスト分コストの差が発生するので余裕がうまれます。
しかし、同じコストで除去する事を考えると、相手はコストに差が産まれないので
非常に苦労をします。
これの考え方は一枚制限になっている「デッカ・バウ」が非常に顕著な例です。
一コストで配置でき、かつ、自身を犠牲にする事で相手のユニットを一枚破壊できる能力を持っています。
例えばＡ君がデッカ・バウを配置。
対戦相手のＢ君はＡ君が１で済むコストに対し、こちらは１コスト払ってバズーカを撃つか､
2コスト払って破壊能力を使わなければならなくなります。
バズーカは１コストで好きなターゲットに3ダメージですが、本体に3点も与えるアイテムを
わざわざデッカ・バウに使うのも勿体無く、たかだかＨＰ２のやつに２コスト払うのも
バカバカしい、という考えになります。
しかし、除去しなければ今度はＡ君のキーカードが出ずっぱりになる上に、
Ｂ君のキーカードが破壊されてしまう可能性があります。
しかもＡ君が手番の場合、先にＢ君の出している破壊能力カードを破壊できるので、
Ｂ君は一歩遅く展開する事になります。
ＳＧは１回でも展開が遅れてしまうと、それが後々非常に大きな痛手となることが多いので､
Ｂ君は非常につらい選択を強いられる、というわけです。
このように「コストを考える」と言う事はゲームの展開に大きく左右される要因です。
今までＳＧがなかなか勝てなかった人は一度、コストのバランスを計算したデッキを作ってみてはどうでしょうか？



次回の「勝利の鍵」は
「パイロットの選定基準」です。
では次回もこのコラムに、フェェェェェェド、イン！！